品質管理検定(QC検定)2級受けてみた

品質管理検定2級(第21回)を2016年3月20日に受験しました。

年に2回行われている検定で、まだ10年程と比較的歴史の浅い資格(検定)ではありますが
その注目度と力の入れ様はなかなかのものです。
(画像は見にくいのでクリックして拡大してみてください)

理由は協賛企業

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日本を代表する名だたる企業が協賛しています。この検定を通して物作りに対してこれからさらに優秀な人材を育てていきたいという姿勢がうかがえます。

では、具体的にどのような資格かというと、
これから物を作り出すときに

①どのような物を作っていくと顧客満足を得られるのか
②そのために組織はどのような役割で仕事をこなしていくべきなのか
③新しいものを作った、新しい材料を導入したときそれが良いかどうかの統計手法を利用した判断
④実験の計画法
⑤過去データからの推定(回帰分析)
⑥6σ法を使った品質の管理方法
⑦今ある問題の解決と今後の取り組みの課題達成法
⑧検査法

まだ、ざっくりとした説明になっているかもしれませんが主だったところはこんな内容です。

合格率のデータですが
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こうしてみると、合格率の調整を徐々に行っていることが分かります。
特に2級ですね。第1回は80%あった合格率がいまでは25%前後です。
一説によると、合格のボーダーは品質管理の手法分野、品質管理の実践分野各50%以上かつ総得点70%以上とありますが、以前は70%未満でも合格していたという噂もあります。




私も自分のスキルアップのためと思い合格目指して勉強しましたが、勉強すると合格しようがしまいが勉強してよかったと思える内容でした。
ビジネスでもそうですが、日常的な考え方にも共通して利用できるような内容です。

勉強方法です。
と、その前に実際の私の試験結果(自己採点)です。

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多少書き写し忘れた部分もありますが、
『品質管理の手法分野』39点/51点
『品質管理の実践分野』42点/50点
合計81点/101点
正解率80.2%

マークでよほどおかしなことをしていなければ合格と思われます。
ただ、悔しいです。
時間がほんとに無いのです。制限時間90分ギリギリでようやく終わりました。
試験後、イージーミスが5問ほどあったのを見てこれが本番の怖さと感じました。

過去問は第13回~20回を90%くらいで正解できるくらいになったのですが、本番の緊張か力が充分に発揮できず試験直後は落ちたかも・・・と本気で落ち込んでいました。

一応、この前提の下で勉強方法の紹介をしていきたいと思います。

使用したテキストは2冊です。
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この2冊です。ネットで購入しました。
まず黄色のテキストですが、かなり詳しく書いてあります。
特に試験後半の実践分野に至っては、そのままに近い内容が問題に出てきます。
私はまずこれを2周読みました。
1周目、はっきり言って聞きなれない言葉と統計手法に至っては、まるで呪文のようにしかテキストを見ることができずチンプンカンプンです。
2周目、1周目にちらっと頭に残ったワードや文章をみて、『そういえばあったな・・』という程度少しだけ身近になったなという感じでした。統計や検定手法に関しては、まだまるで呪文です。

ここでようやく私が今まで呪文と言っていた部分が統計であることに気が付きました。
しかし、独学で今まで統計には勉学の縁がありません。

そこでYOUTUBE を参考にし、まず『分散』『標準偏差』『偏差平方和』『回帰分析』『正規分布』について参考動画を調べました。

『金野祥久』さんという人が上げている動画が私はおすすめです。(多少眠たくなりますが・・・)

ここまできて何となく統計手法の輪郭が見えてきました。
また、正規分布やt分布などもここで何となく見えて来ました。
すると、何となくですが一部所々理解ができるようになり始めました。

ここで一度過去問してみたら68%くらいの点数が取れました。

ただし、得点のほとんどは統計手法以外の分野です。しかし逆にとれば2回読み返したことでおぼろげながらも定着していた事になります。

ここからは統計を詰めにかかりましたが、まずは回帰分析です。
意味は分かりませんでしたが、動画をみて勉強したことで少し知識が付いたので、公式が多少理解できたので公式を丸暗記です。
そうすると過去問ではわりとこれがすっぽり当てはまることが多かった事から、2級分野では回帰分析の基礎を理解してもらうための問題が多いことに気づきました。

次に実験計画法。これも3パターンです。1元配置法、2元配置法、2元配置法(繰り返しあり)。
このやり方をそれぞれ丸暗記しました。

過去問題では元データ表が大抵あるはずなので、これを見てやり方に当てはめることができるように覚えました。
確率変数がこの時点ではまだ不得意でしたがこの時点では解決できませんでした。

参考書の例題を理解し、繰り返し説いているうちに問題がありました。
例題が少ないのです。そこで、2冊目の白い本です。これは問題が結構あります。
しかもわりと分かりやすいです。残念なのはその反面内容の薄さを感じてしまったことですね。
ただ、問題に解説がついているので統計の手法のなぜそうなるのかという理屈が理解しやすく書かれているので応用問題に対応できるようになりやすいと感じます。
今思えば1冊目はこちらのほうが良かったかも・・・・

基本的には以上の繰り返しです。そうすると以前わからなかったことが段々と理解できるようになってきました。そして試験の8週間前なので1月下旬くらいから13回から過去問を1週間1回分ずつ90分の設定で解いていき大体90%くらいの正解率が取れるようになってきました。

ただ、資格の難易度というサイトで見ると個人の判断だとは思うのですが品質管理検定2級は偏差値46とあまり高く位置づけされていません。それは以前の40~80%の高い合格率の時くらいの評価だと思います。
今FP技能士2級(偏差値48に位置付)の勉強の最中ですが品質管理検定2級のほうが遥かに難しいです。
実践分野(テスト後半)で比較的点を稼ぐことができるからでしょうか?
今のレベルでちょっとこの位置づけはどうだろうとは思いますが、ただこの資格は検定なのです。
合格証が無くても理解できれば誰がそれを行ってもいいのです。
なので逆に言えば理解できなくても2級を持つこともできますが、生かすことができません。

品質管理検定2級の目玉は統計手法です。中には会社に取れ!合格しろと言われてくる人も多いと思いますがせっかくならキチンと手法を理解して合格証を持てるようになりたいですね。

合否の結果はまた後日お知らせします。
ちゃんと合格を発表できればいいのですが・・・







この記事へのコメント

  • たろすけ

    初めまして、私もQC検定2級を持っており、次は宅建を取得したいと思っております。
    管理者さんは、実際 両方取得され、FP2級も持っておられますが、宅建の難易度はQC2級、FP2級と比べてどうでしたか?巷では色々な意見あるようですが、全て取得された方の率直な感想を伺いたくお願いいたします。
    2019年09月17日 22:42